「藪の中」~おすすめボードゲーム紹介と初心者向けルール説明No.17~@横浜はまりばカフェ
2016/11/25
「藪の中」
対象年齢:9才以上
ルール難易度:普通
プレイ時間:20~30分
プレイ人数:3~4人
横浜のボードゲーム&人狼スペース『はまりばカフェ』です。 現在は横浜駅近くの仮店舗で定期的にボードゲーム会を開催しています!
※遊べるゲームは120種類以上になりました。
さて、今回紹介する作品は「藪の中」です。
ゲームの概要
「藪の中」は(スリーブ探しが大変ですが)魅力的なコンポーネントが特徴のオインクゲームズより発売された、某有名小説をモチーフにした犯人推理系のブラフゲームです。
プレイヤーは殺人現場の目撃者となり、他のメンバーの目撃証言と照らし合わせて真犯人を探し出していきます。
同じ事件を目撃しているはずなのに、なぜかみんなの証言が食い違っていく…。
そんな事件の真相が謎に包まれていく様をうまく表現した作品です。
3人の容疑者の中から犯人を探していくゲームなのですが、他のプレイヤーを陥れるために様々な心理戦が展開されます。
果たしてあなたは犯人を見つけることができるのでしょうか。
ゲームの準備
8枚の登場人物タイルをよくシャッフルして4枚場の中央に置き、その内1枚は横向きにして置きます。
横向きにおいた人物タイルが被害者で、残り3枚の人物タイルが容疑者となります。
※3人プレイの場合は「2」の人物タイルをあらかじめ抜いておきます。
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残りの人物タイルを各プレイヤーに配ります。
↓
各プレイヤーに配られたタイルをそれぞれ自分だけが確認したら反時計回りのプレイヤーに渡し、隣のプレイヤーから回ってきたタイルも確認します。
↓
各プレイヤーにチップをそれぞれ5枚ずつ配ります。
↓
任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。
これで準備は完了です。
勝利の条件
プレイヤーの誰かのチップが8枚以上になるか、使えるチップが無くなった人が出たらゲーム終了です。
※8枚以上になった人は「一番だまされた人」、0枚になった人は「一番推理をはずした人」として敗者となります。
最終的に持っている裏向きのチップ(失点)の数が一番少ないプレイヤーが勝利となります。
ゲームの進め方
スタートプレイヤーから時計回りで以下の行動を行います。
【第一発見者(スタートプレイヤー)】
①容疑者の中から2人だけ数字を見て伏せます。
②見ていない容疑者の場所に専用のチップを置きます。
③任意で容疑者と被害者を入れ替えます。(拡張ルール)
④最後に自分が犯人だと思う人に「この人が犯人ですチップ」を置きます。
【スタートプレイヤー以外】
①右隣の人が置いた「この人が犯人ですチップ」以外の容疑者2人の数字を見て伏せます。
②自分が犯人だと思う人に「この人が犯人ですチップ」を置きます。
※同じ人物を犯人と思った場合は前の人の上にチップを重ねて置きます。
<犯人の特定>
犯人は容疑者の中で一番数字が高い人です。
ただし、容疑者の中に5(赤色)の数字が入っていた場合、判定が逆転して一番数字が小さい人が犯人となります。
<推理がはずれた場合>
そのタイルの一番上にチップを置いた人が全て回収しなければいけません。
回収する際はチップを裏返しにして回収します。
<犯人を当てた場合>
自分のチップを表向きのまま回収します。
おすすめポイント
シンプルなコンポーネントとルールに加え、入りやすい世界観ということもあり、誰でも楽しめる気軽なブラフゲームとなっています。
他のプレイヤーをだますことがポイントになってきますが、チップを置くだけなので嘘をつく必要もありません。
お酒を飲みながら気楽にプレイするもの良いかもしれませんね。
もちろん、この作品も『はまりばカフェ』のイベントでも遊ぶことができます♪
ぜひ横浜のボードゲーム会で一緒にプレイしましょう!!
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