「レジスタンス・アヴァロン」~おすすめボードゲーム紹介と初心者向けルール説明No.20~@横浜はまりばカフェ
「レジスタンス・アヴァロン」
対象年齢:13才以上
ルール難易度:普通
プレイ時間:30~90分
プレイ人数:5~10人
横浜のボードゲーム&人狼スペース『はまりばカフェ』です。 現在は横浜駅近くの仮店舗で定期的にボードゲーム会を開催しています!
※遊べるゲームは150種類以上になりました。
さて、今回紹介する作品は「レジスタンス・アヴァロン」です。
ゲームの概要
レジスタンス・アヴァロンは、『レジスタンス』の姉妹版であり、人狼ゲームに代表される「正体隠匿系ゲーム」です。アーサー王と円卓の騎士の世界が舞台。正義陣営(青チーム)と悪陣営(赤チーム)に分かれて戦うチーム戦となっています。
人狼ゲームとの大きな違いは「途中で脱落者が出ない」という点であり、そこがこの作品の人気の理由となっています。また、ゲームマスター(GM)と呼ばれる独立した進行役も必要ないので気軽に楽しめるのも特徴です。
基本的には悪陣営(赤チーム)も正義陣営(青チーム)のフリをしながらゲームを進めていくことになります。
各陣営には特殊な能力を持ったキャラクターが存在しますので、それぞれの能力を活かしながら自分の陣営が有利になるように行動していきます。
ゲームの準備
役職が書かれたカードを1人1枚ずつ、ランダムでプレイヤー全員に配布します。
↓
各プレイヤーは配布されたカードの役職を他人にバレないように確認してから裏向きに伏せます。
(このカードはゲーム終了するまで公開しません)
<<役職の説明>>
[青陣営]=遠征ミッション時は、「成功」のカードのみ選択できます。
・戦士…何の能力も持たない役職です。
・マーリン…ゲーム開始時に赤陣営のプレイヤーが誰かを全て事前に知る事ができます。ただし、正体がばれてしまうと最後に暗殺されて青チームの負けとなります。
・パーシヴァル…ゲーム開始時にどのプレイヤーが「マーリン」の役職者であるかを事前に知る事ができます。
[赤陣営]=遠征ミッション時は、「成功」失敗」の任意なカードを出す事ができます。
・戦士…何の能力も持たない役職です。
・モルガナ…マーリンの姿に化け、パーシヴァルの能力を妨害する事ができる役職です。
・オベロン…赤陣営に属しますが、他の赤陣営およびマーリンに赤陣営であることは知られません。人狼で言うところの「狂人」の様な役回りとなります。
・モードレッド…マーリンに赤陣営であることを知られない赤陣営最強の役職です。
遠征ミッション時は、「任務成功」「任務失敗)」の好きなカードを出す事ができます。
・暗殺者…ゲーム中に発動する能力はありませんが、青陣営の勝利が確定した時にマーリンを当てることで逆転勝利できます。
<<役職の確認>>
全員に役職カードが配られて、それぞれが自分の役職を確認したらプレイヤー全員は目を閉じて役職の確認を行います。
↓
慣れているプレイヤーが進行役(ゲームマスター)となり、以下のように声で説明します。
↓
「全員目を閉じて右手のこぶしを握りしめ、テーブル中央に差しだしてください。」
↓
「ではまず、赤陣営の皆さん、目を開けて全部で●人いる仲間を確認してください。」
(オベロンはなにもしない)
↓
「仲間が確認できたら目を閉じてください。5、4、3、2、1、0。」
↓
「赤陣営の皆さんは目を閉じてください。」
↓
「赤陣営のみなさんは目を閉じた状態で親指を立ててください。」
(モードレッドは親指を立てない)
↓
「マーリンさんは目を開けて親指を立てている赤陣営●人を確認してください。」
↓
「マーリンさんは赤陣営が確認できたら目を閉じてください。5、4、3、2、1、0。」
↓
「赤陣営さんは目を閉じたまま全員親指を戻してください。」
↓
「マーリンさん(とモルガナさん)は目を閉じたまま親指を立ててください。」
↓
「パーシヴァルさんは目を開けて親指を立てているマーリンさん(とモルガナさん)を確認してください。」
↓
「パーシヴァルさんはマーリンさんが確認できたら目を閉じてください。5、4、3、2、1、0。」
これで準備は完了です。
<重要>
この時点でそれぞれの役職の人数や能力に矛盾がないか確認してください。
もし間違っている人がいたら申告してもらい最初からやり直します。
勝利の条件
<<基本的な勝利条件>>
…遠征ミッションを3回成功させれば青陣営の勝利となります。
逆に、3回失敗すると赤陣営の勝利となります。
<<暗殺による勝利条件(赤陣営のみ)>>
…遠征ミッションが3回成功して青陣営の勝利が確定した時、赤陣営のメンバーは全員自分の役職カードを公開します。その後、暗殺者の役職カードを持っている人が「マーリンが誰であったか」をあてることができれば暗殺が成功して赤陣営の逆転勝利となります。
<<ミッション参加メンバー否決による勝利条件(赤陣営のみ)>>
…遠征ミッションに向かう前にメンバー投票を行うのですが、1ミッションにつき6回否決されると強制的に赤陣営の勝利となります。
ゲームの進め方
このゲームは最大で5回「遠征ミッション」があります。
遠征ミッションには任意のプレイヤー2名~5名が参加します。
参加するプレイヤーはリーダーが決定します。その決定したメンバーでミッションを行うかどうかの投票をプレイヤー全員で行い、過半数の「承認」が得られれば、そのメンバーでミッションに旅立ちます。
リーダーの提案が否決された場合は時計回りでリーダーを交代します。
(否決は1ミッションにつき最大5回まで)
選出されたプレイヤーには「任務成功」「任務失敗」と書かれたカードが各1枚ずつ手渡されます。
カードを渡されたプレイヤーはどちらかのカードを1枚選んでリーダーに渡します。
(青陣営は「任務成功」しか選択できません)
ミッション参加プレイヤー全員がカードを1枚ずつ提出したら、リーダーはそれらのカードを全てオープンします。
全てのカードが「任務成功」だった場合はミッション成功となります。
1枚でも「任務失敗」が混ざっていた場合はミッション失敗となります。
(第4ミッションのみ2枚以上でミッション失敗)
おすすめポイント
この「レジスタンス・アヴァロン」という作品は、はまりばカフェで最も人気のある作品の一つです。5名~10名という人数制限つきですが、プレイ時間も比較的短く、手軽に楽しむことができます。
マーリンと赤陣営以外は絶対的に正しい情報を持っていないなか、「誰の言っていることが本当なのか」を会話や表情から推理していく楽しみがあります。
終わってみると「あ!そういうことか!」みたいなコメントも多数飛び出し、「もう一回やろう!」となりやすいです。
もちろん、この作品も『はまりばカフェ』のイベントでも遊ぶことができます♪
ぜひ横浜のボードゲーム会で一緒にプレイしましょう!!
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