「パンデミック」~おすすめボードゲーム紹介と初心者向けルール説明No.9~@横浜はまりばカフェ
2016/11/25
「パンデミック」
対象年齢:8才以上
ルール難易度:普通
プレイ時間:45分
プレイ人数:2~4人
横浜のボードゲーム&人狼スペース『はまりばカフェ』です。 現在は横浜駅近くの仮店舗で定期的にボードゲーム会を開催しています!
※遊べるゲームは100種類以上あります。
さて、今回紹介する作品は「パンデミック」です。
ゲームの概要
この作品は全員協力型のボードゲームです。
各プレイヤーは医療研究チームの一員となって、世界中に蔓延する病原体の世界的流行(パンデミック)の阻止を目指します。
役職ごとに違う得意分野を活かしながら全員で協力して4種類の病原体の特効薬を見つけましょう!
世界中に病原体が広まってしまうと人類は滅亡してしまいます。
さあ、果たしてあなたの医療研究チームは人類の危機を救うことができるのか!?
ゲームの準備
まず、感染カードとプレイヤーカードをそれぞれシャッフルして裏向きで場に置きます。
<初期感染の処理>
・感染カードを3枚引いて、書かれている地名に病原体コマを3個ずつ置きます。
・続いて、また3枚引いて、病原体コマを2個ずつ置きます。
・さらに3枚引いて、病原体コマを1個ずつ置きます。
これでスタート時点での病原体の配置は終了です。
<役職の決定>
各プレイヤーは役職カードをランダムで引きます。
役職は5種類あります。
・科学者: 治療薬を同じ色のカード4枚で作ることができます。
・通信指令員: 自分のターンに他のプレイヤーを移動させることができます。
・作戦エキスパート: カードを使用しなくても調査基地を作ることができます。
・衛生兵: 1アクションだけでその都市にある同じ色の病原体コマをすべて除去することができます。
・研究員: 手札カードの受け渡しの時、どのカードでも受け渡し可能になります。
<プレイヤーカードの配布>
各プレイヤーにプレイヤーカードを2枚ずつ配ります。
<エピデミックカードの配置>
エピデミックカード4枚~6枚(少ないほど難易度が低い)をプレイヤーカードの山札の中に入れます。
※プレイヤーカードを約4等分に分けてから各山にエピデミックカードを入れてシャッフルしてから一つの山にします。
プレイヤー全員のコマを「アトランタ」の都市のマスに置きます。
任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。
これで準備は完了です。
勝利の条件
4種類の治療薬を全て発見することができれば、プレイヤー側の勝利となります。
逆に敗北条件は以下の3つです。
1.プレイヤーカードの山札が無くなる。
2.アウトブレイクが8回発生する。
3.病原体コマが置けなくなる。
ゲームの進め方
プレイヤーは以下のアクションを4回行動することができます。
<アクションには以下の5種類があります>
1.「移動」…4種類の方法で自分のコマを移動することができます。
①隣接する都市に移動する。
②手札のプレイヤーカードを使用してその都市に移動する。
③今いる都市と同じプレイヤーカードが手札にある場合、そのカードを使用して好きな場所に移動する。
④調査基地から調査基地へ移動する。
2.「病原体を取り除く」…自分のいる都市の病原体コマを1つ取り除くことができます。
3.「治療薬を作る」…調査基地にいる状態で同色のカード5枚が手札にあれば、その色の治療薬を作ることができます。
4.「調査基地を作る」…今いる都市と同じプレイヤーカードが手札にある場合、そのカードを使用して調査基地を作ることができます。
5.「カードの受け渡し」…同じ場所にいるプレイヤーとカード1枚を渡す、もしくは受け取ることができます。ただし、受け渡しできるのは現在地のカードのみです。
<4回のアクションが終わったらやること>
◆プレイヤーカードを2枚引く。
…プレイヤーカードを2枚引いて手札に加えます。この時に手札が7枚を超える場合は7枚以下になるように任意のカードを捨てます。
◆感染マーカーの感染カードを2枚引いて、病原体コマを1つずつ置く。
…感染カードを2枚引いて、街に病原体コマを1つずつ置いてください。使った感染カードは捨て札に置きます。
◆手番を終了して、次の人に回す。
<特殊処理:「エピデミック」と「アウトブレイク」について>
「エピデミック」
…もし、エピデミックカードを引いてしまったら以下のように3つの処理を行います。
1.感染マーカーを1つすすめる。
2.感染カードの1番下のカードを引いて、その都市に病原体コマを3つ置く。
3.今まで捨てた感染カードをシャッフルして感染カード山札の一番上に置く。
「アウトブレイク」
…もし、同じ都市に病原体コマを3つ超えておくことになった場合はアウトブレイクが発生し、以下のように処理します。
1.病原体コマを周りの街に1つずつ病原体コマを置く。(4個以上は置きません)
2.ここで更に3つを超える都市が出た場合も同様にその周りの都市にも1つずつ置く。
おすすめポイント
全員協力型のゲームですが、なかなか難易度は高く設定されています。
エピデミックカードの枚数で難易度を調整できますが、初級レベルの4枚でも簡単に世界は滅亡してしまいます。
むしろ、世界中に病原体が蔓延していくのを見るものカオスで楽しかったりしますが、そこはぜひ地球を救うチームとして全力で頑張って頂きたいです。
チームで力を合わせて治療薬を全て発見した時は思わずハイタッチしてしまうことでしょう!
もちろん、この作品も『はまりばカフェ』のイベントでも遊ぶことができます♪
ぜひ横浜のボードゲーム会で一緒にプレイしましょう!!
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