「ガイスター」~おすすめボードゲーム紹介と初心者向けルール説明No.10~@横浜はまりばカフェ
2016/11/25
「ガイスター」
対象年齢:8才以上
ルール難易度:超簡単
プレイ時間:10-20分
プレイ人数:2人専用
横浜のボードゲーム&人狼スペース『はまりばカフェ』です。 現在は横浜駅近くの仮店舗で定期的にボードゲーム会を開催しています!
※遊べるゲームは100種類以上あります。
さて、今回紹介する作品は「ガイスター」です。
ゲームの概要
ガイスターは20年前に発売されたゲームです。
将棋やチェスのような2人用の対戦ゲームですが、コマの動きは「前後左右に1コマずつだけ」というシンプルなルールです。
しかしながら、やってみるとこれがまた奥が深く、単純な作戦ではなかなか勝てないことがよくわかります。
極限までシンプルにしたゲーム設計は、さすがドイツゲーム作家の巨匠、アレックス・ランドルフ氏の作品です。
「ガイスター」は6×6マスの盤面上で、お互いに8体のオバケを動かして戦うのですが、オバケには「良いオバケ(青)」と「悪いオバケ(赤色)」の2種類が存在します。
相手の青いオバケを4つとると勝ち、赤いオバケを4つとると負けとなります。
色はオバケの背中についているので、相手のコマの色はわからないようになっています。
相手のオバケの動きで推理しながら青いオバケを見つけましょう。
このゲームのウリはズバリ”心理戦”です!
シンプルだからこそプレイヤーの性格がよく反映されます。
相手の考えを読んで、その裏をかく。
そんなドキドキが楽しめる2人専用の名作ゲームです。
ゲームの準備
自分側の中央2×4=8マスの中にオバケを好きに配置します。
任意の方法でスタートプレイヤーを決めます。
これで準備は完了です。
勝利の条件
勝利条件は以下の通りです。
1.相手の”青いオバケ”を全て取る。
2.自分の”赤いオバケ”を全て取らせる。
3.相手側の左右の脱出マスから”青いオバケ”を1匹でも脱出させる。
ゲームの進め方
スタートプレイヤーから交互に、自分のオバケを前後左右のいずれかに1マス動かします。
↓
相手のオバケのマスに移動させたときに、そのオバケを取る事ができます。
(取った時点でオバケの色がわかります)
<<青いオバケの基本戦略>>
「青いオバケ」は相手に4つ全て取られてしまうと負けてしまいますので、積極的に攻め込むには適していません。
ただし、相手側の左右の脱出マスから1つでも脱出させることができれば勝利となりますので、「赤いオバケ」と見せかけて相手陣地に特攻してそのまま逃げ切るという戦術もありです。
<<赤いオバケの基本戦略>>
「赤いオバケ」は相手に4つ全て取らせることができれば勝利となるので、基本的にはどんどん積極的に攻めていくことになります。
「赤いオバケ」は脱出することができませんが、「青いオバケ」と見せかけて脱出マスに近づき、最後の1つを取らせて勝利なんて戦術もオススメです。
おすすめポイント
極限までシンプルに削ぎ落としたルールだからこそ、本格的な心理戦が味わえます。
会話をしながら相手の心理を読み、うまくいった時は本当にうれしいです。
1ゲームも15分程度で終わりますので、ちょっと時間が空いた時や、人数調整のタイミングなんかでも大活躍するゲームです。
もちろん、この作品も『はまりばカフェ』のイベントでも遊ぶことができます♪
ぜひ横浜のボードゲーム会で一緒にプレイしましょう!!
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