「ラブレター」～おすすめボードゲーム紹介と初心者向けルール説明No.6～＠横浜はまりばカフェ

「ラブレター」
対象年齢：10才以上
ルール難易度：簡単
プレイ時間：5～10分
プレイ人数：2～4人

横浜のボードゲーム&人狼スペース『はまりばカフェ』です。 現在は横浜駅近くの仮店舗で定期的にボードゲーム会を開催しています！ ※遊べるゲームは100種類以上あります。

さて、今回紹介する作品は「ラブレター」です。

ゲームの概要

この作品は、日本人デザイナーのカナイセイジ氏により2012年5月に発売されました。

基本的には「2枚の手札のうち、どちらか1枚を選んで場に出してカードの効果を使用する」というシンプルな行動を繰り返します。

最終的に大きい数字のカードを残すか、他のプレイヤーを脱落させることを目指します。

シンプルなルールの中に奥の深い駆け引きがあり、日本のみならず世界中で高い評価を受けており、日本ボードゲーム大賞「投票部門」大賞受賞やドイツゲーム賞 4位など様々な賞を受賞している作品です。

ストーリーは、「とある時代の王国のお姫様にラブレターを届けるため、協力者の力を借りながらライバルを脱落させていく」というものですが、この協力者たちがなかなかクセモノで、ちょっと気を抜くとすぐに自分が脱落させられてしまいます。

「開始5秒で即脱落」みたいな理不尽な展開もありますが、それはそれで大いに盛り上がります(笑)

１ゲームが5分～10分くらいで終わるので、「もう一回やろう！」となりやすく、何度も気軽に楽しめるのが特徴です。

ゲームの準備

カードを全てシャッフルして全員に1枚ずつ配ります。

付属の羽ペンタイルでスタートプレイヤーを決めます。

これで準備は完了です。

勝利の条件

山札がなくなった時点でゲームは終了となります。 この時点で一番強いカードをもっているプレイヤーが勝者となります。 (一番強いカードを持っているプレイヤーが複数いる場合は引き分け)

<カードの強さと効果>
「兵士」：強さ=1（5枚）
…対象のプレイヤーに兵士以外のカード名を1つ宣言し、手札と一致したら脱落させる。

「道化」：強さ=2(2枚)
…対象プレイヤーの手札を見る

「騎士」：強さ=3(2枚)
…対象のプレイヤーとあなたの手札の強さを密かに比較し、強さの小さい方を脱落させる。

「僧侶」：強さ=4（2枚）
…あなたは次の手番まであなたへの効果を無効にする。

「魔術師」：強さ=5（2枚）
…あなた、もしくは対象のプレイヤーは手札を捨て札にし、山札からカードを1枚引く。

「将軍」：強さ=6（1枚）
…対象のプレイヤーと手札を交換する。

「大臣」：強さ=7（1枚）
…手札の数字の合計が12以上である場合、あなたは脱落する。

「姫」：強さ=8（1枚）
…このカードを捨て札にした場合、あなたは脱落する。

その他、自分以外のプレイヤーが全員脱落したときも勝者となります。

ゲームの進め方

自分の番になったら山札からカードを1枚引きます。
(これで手札が2枚になります)

↓

2枚の手札から好きな方を1枚場に表にして出します。

↓

カードの効果が発動されます。

↓

次の人に手番を回します。

これを山札が無くなるまで繰り返します。

おすすめポイント

シンプルなルールながら奥深い駆け引きがあり、どんなメンバーでもワイワイ楽しくプレイできる安定したゲームです。

世界観も入りやすく、女性からは特に好評です。

引いたカード次第では「スタート直後にすぐ脱落」という展開もありますが、それも盛り上がる要素の一つになっています。

シンプルなルールなのでボードゲーム初心者の方も安心して楽します。

もちろん、このゲームも『はまりばカフェ』のイベントでも遊ぶことができます♪ ぜひ横浜のボードゲーム会で一緒にプレイしましょう！！

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